Challenge Next Stage 〜目指せ!出版への道〜

093 社会人版キムゼミ「書評ワーク」へのコメントシリーズ(25) 〜徒然なるままに(42)〜

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人が書物を紐解き、内面に広がる思いに思索を深め、ふと他の人がどう感じるか聞きたくなった時、その問いかけに富田がどんな短文で応えたのか、シリーズでご紹介している今日は24回目。

問いかけの内容は、社会人版キムゼミ1期生が「書評ワーク」という活動でアップした投稿。今日の問いかけは「マイナスの感情に包まれた時、どのようにして這い上がっていますか?」等です。

スクリーンショット 2013-12-04 10.28.06

ゼミ生の投稿

T.Yさんの【書評ワーク】

書名: 『エレガントな宇宙』

≪議論したい内容≫
たとえば、いわれなき無力感や脱力感に苛まれることもありますし、闇の中に潜む孤独感は強烈で、抜け出せない恐怖に包まれることもあります。

でも、だからこそ、小さくて点のような自分という存在を至近距離できちんとコントロールしていこうと、いつもそう思うことにしています。自堕落になっても、ふしだらになっても、絶望しても、悲しみの淵に佇んでいても、膨張宇宙にとっては無意味です。

でも、至近距離の自分にとって、自分の存在は自分に対して100%の影響力を持っているため、それが全てであり、決して不本意な生き方はできません。

・・・・・・・(中略)・・・・・・・

落ち込んだり、意欲がいまいちわき上がってこなかったり、マイナスの感情に包まれた時、どのようにして這い上がっていますか?

状況や原因などによってその方法も様々だと思いますが、過去の経験から、「これなら言ってみてもいいだろう」と思えるものがありましたら、ぜひお願いします。

ちなみに自分は、大気圏を飛び出し、アリにように小さい自分を見つめ、「とるにたらん!」と思うことで、マイナスの感情を消去しています。

富田のコメント

>> 落ち込んだり、意欲がいまいちわき上がってこなかったり、マイナスの感情に包まれた時、どのようにして這い上がっていますか?

僕にとって、9/14(土)のキムゼミ第3回講義日は忘れられない日です。この日は特別講師が四角大輔氏、特別ゲストがY.Hさんでしたね。

最後のQ&Aタイムで「自分自身が不安に苛まれた時に、どのように受け止め、解決してしますか?」という質問をしたのですが、その時にY.Hさんがお話されたことが鮮明に記憶に残っています。

まず、僕がどのような不安に苛まれて、それが夢にどのように出てくるのかを確認されました。それに対して「将来年老いた自分が寝たきりになっていて、傍には介護に疲れ果てた妻がいて、もうどうしようもなくなっている夢を見たりします。」と答えました。

するとY.Hさんは「まず結婚されていること自体が私は羨ましいです。」と話し出され意表を突かれました。そして、発展途上国の子供達に実際接してこられたお話をされ、我々では到底口に出来ないような物を食し命を繋いでいる現状を目の当たりにして、自分達の生活がどれだけ恵まれているのか、改めて気付かされた、というお話をされましたね。

自分としては、頭では分かっていたこともいつの間にか視野狭窄に陥り、独りよがりの考えに囚われてしまっていたのですね。途上国の子供達に思いを馳せるまでもなく、東日本大震災で当たり前の日常と大事な家族を一瞬にして奪われてしまった方々のことを思えば、僕なんかが不安になったり落ち込んだりしていることは、取るに足らないことであるな、と思い直すことができたのです。

あと、意欲がいまいち湧き上がってこないような時は、「思い立ったら、即行動!」を徹底する。先送りせず、小さな事でも即座に何かに手を付けることを習慣化することは大事だと思います。丁度昨日 (注:11/2) 配信されたメルマガ「平成進化論」(鮒谷周二氏発信) にも同様なことが書かれていましたが、ちょっとしたことでもいいので、まずは手を付ける、そうするとギアがセカンドに入って加速しやすくなります。

5分でいいので作業してみる、何か参考になる本のことを聞いたら即座にその場でスマホでAmazonに発注する、ヒントになりそうなメールが届いたら、すぐその場で返信する、そんな地道なことの積み重ねが大事かも。

という僕も、この夏からやる気と集中力が持続しない病が続いていて、実は悩んでいたりするのですが・・・(^^;

・・・・・・・・・・・・・・

さて、皆さんならどのようにコメントしますか?

このシリーズもいよいよ次回が最終回、その対象図書は以下になります。ではまた!

・・・・・・・・・・・・・・
(2013.12.4記)

富田 邦明

IT関係のコンサルタントをしております。
業務効率化・システム改善だけでなく、経営者視点のリスクマネジメントも同時に行い、人とテクノロジーのシナジー(相乗)効果を最大限にすること、そして、活き活きとした雰囲気で働ける環境作りを目指しています。

コメント

人生のセカンドステージを、ポジティブ&アクティブに過ごすことを目指して、アラカン(アカウンド還暦)世代の筆者が思いを綴るブログ。
Consulting Office SMART代表/富田邦明が人となりをお伝えするために運営しています。

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