前回は、「Dropbox」のお陰で、iPhone・iPad miniだけでなくミラーレス一眼で撮影した画像ファイルを一元管理できるようになり、とても効率的になったことをお伝えしました。
今回はその「Dropbox」とデータ連携機能がある様々なiOSアプリがあり、この面でも手放せないツールとなっていることをご紹介します。
iOSアプリとのデータ連携機能とは?
iPhoneやiPadで使えるアプリは沢山ありますが、Dropboxとデータ連携することでその機能を発揮するアプリもあります。
例えば、読みとったデータをDropboxに保存する機能があるスキャナーアプリや、Dropboxを始めとした様々なネットワークストレージの中に保存したデータをまとめて検索できるアプリ、Dropbox内のテキストファイルを直接編集することができるテキストエディターアプリなどがあります。
以下のサイトではiOSアプリだけでなく、Androidアプリも含めて、様々なカテゴリーのアプリを紹介しています。そのカテゴリーの一つに「Dropbox連携」があります。記事執筆時点では、iOS用に75個のアプリが紹介されています。かなりの数ですね。
Dropbox連携 おすすめアプリランキング | iPhone/iPadアプリ -Appliv
Dropboxとデータの連携機能がある、様々なアプリがあります。 読みとったデータをDropboxに保存する機能があるスキャナーアプリや、Dropboxを始めとした様々なストレージ(クラウド)サービス …
日常使っているアプリ
そんなDropboxデータ連携機能を持ったアプリのうち、富田が日常的に使用している2つをご紹介します。2つ共シンプルな機能ですが、消失したらとても困る健康管理のデータと連絡先データのバックアップに使っているものです。機能云々より、とにかく必要最低限の機能で良いので、操作がシンプルであることが大切です。
1. 血圧・脈拍・体重等の記録アプリ 「BPNote」
血圧が高めで、体重コントロールが必要な富田には欠かせないアプリですね。このアプリは、以下の項目のデータを過去20年分記録できます。
– 朝・晩の血圧、脈拍測定値
– 体重
– 服薬の有無
– メモ
– 血圧入力時刻
アプリを起動して、まずDropboxのアカウント使用を許可します。
次に、データ入力画面で測定値を記録します。
毎晩定期的に、Dropboxにバックアップをとるようにしています。
2. 連絡先データのバックアップアプリ 「連絡先バックアップ (Dropbox版)」
最もデータが消失して困るものの一つが連絡先データですよね。iPhoneを紛失したりした時にすぐにデータを復元できるように使ってます。実は、iCloudの機能でMacの連絡先アプリと全てのデータは同期がとれているのですが、二重のバックアップとしう意味でこのアプリを使用しています。
機能は、iPhoneの連絡先データを、ワンプッシュでバックアップ、ワンプッシュでリストアできる、非常にシンプルなアプリです。Dropbox中のバックアップ履歴は、サービスが提供されている限り保存されているため、アドレス帳紛失の心配はありません。
特徴は、以下の通りです。
1.シンプル、誰でもできる
2.顔写真、グループ情報完全対応
3.バックアップ履歴完全対応
アプリを起動して、まずDropboxのアカウント使用を許可します。
次にバックアップ画面で、「バックアップ」or「リストア(復元)」をタップすると、状況が表示されます。データ量にもよりますが、富田の場合は千件弱のデータで数十秒で完了します。
そして、このアプリが便利なのは、バックアップをするように定期的にアラートを出してくれるところです。定期的にといっても、毎日はしなくてよいでしょう。
アラートが表示される間隔は、iPhoneの「設定」で「連絡先バック」を選び、「アラート期間」から1週間・2週間・1ヶ月のいずれかを選択します。富田は1週間おきにバックアップしています。
ということで、Macで作成したデータファイルや画像ファイル以外に、iPhoneで使用しているアプリのデータバックアップにもDropboxは欠かせない存在になっています。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!(^_^)
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(2014.2.11記)