前回は、富田が初めて購入した電子書籍端末のSHARP製メディアタブレット「GALAPAGOS」5.5インチモデルについてご紹介しました。
今回は、電子書籍端末としては2台目となる「Galaxy Tab」7.0インチモデルを、ドコモショップで購入したことを書いてみます。
ポータブルWi-Fiルーターの買い替えでもあった
電子書籍端末としての、Galaxy Tab について書く前に、それまで使っていたポータブルWi-Fiルーターについて触れておかねばなりません。
富田は、現在外出先でMacBook AirやiPad miniをネットに接続する必要がある場面で、公衆無線LANが使えない状況では、iPhone5のテザリング機能により (iPhone5をWi-Fiルーターとして) 接続しています。(使用感は別記事「iPhone5のテザリングを4ヶ月間使ってみた感想!」参照)
ご存知の方も多いと思いますが、アメリカ等ではiPhoneの初期段階からテザリング機能が提供されていましたが、日本ではSoftBankが1社でiPhoneを提供していた時期が長く、データ通信の帯域確保が困難との理由でテザリング機能は解放されていませんでした。
そこで、当時は仕方なくdocomoの3G回線(FOMA)を使うBUFFALO製のポータブルWi-Fiルーターを使って、外出先でネットに接続していたのです。
そして、電子書籍端末初代の「GALAPAGOS」を引退させ、後継機を検討していた時に目にしたレビュー記事で評価が高かった「Galaxy Tab」7.0インチモデルの購入を決めたわけですが、Galaxy Tabでテザリング機能が使えることも決め手の一つでした。
実際にこの機種を購入する時は、それまで使用していたポータブルWi-Fiルーターからの機種変更ということで、ドコモショップで手続きをした次第です。携帯電話番号等の契約者情報が登録されたROMを入れ替えることでOKでしたから。
Galaxy Tab 7.0インチモデルの使用感
こうしてポータブルWi-Fiルーターの役割も引き継いだGalaxy Tabです。当時Android3.2を搭載していましたので、ごくごく簡単にテザリング機能の使用を開始できて、外出先で重宝することになります。
仕様はこんな感じでした。
GALAPAGOSの5.5インチから7.0インチと1.5インチup、液晶の対角で3.8㎝程大きくなった結果、重さが220g→345gとなり、手に持つと少しズッシリ感じます。
当初からAndroid3.2を搭載していましたので、当時でも豊富に揃いつつあったアプリを使うことが可能でしたし、電子書籍を販売するGALAPAGOSストアや紀伊國屋kinoppyからも無料アプリが提供されていましたので、それまでに購入した電子書籍はそのまま引き継いで読めたのです。
さて、ではその使用感ですが纏めると以下の通りになります。GALAPAGOSに比較するとかなり進化していました。
- やや重くなったものの、持ち歩きに支障なし
- 液晶も特に不満なし
- Android準拠のボタン操作が必要で、iPhoneに慣れた身には今一つの感覚
- 動作はかなりキビキビ動く
- バッテリの保ちは良く、出先で半日程度使うには問題無し
- 電子書籍専用端末ではないので、使用感の良し悪しはアプリ次第
更に、自分で裁断しスキャン(自炊)したPDFファイルの閲覧ですが、液晶サイズが7.0インチとなったことで、文庫本や新書サイズであれば問題なく読めました。が、四六判やA5版サイズの書籍だと、少々文字が小さく読むのがつらかったです。(老眼が進行してきた時期でもありましたし…(^^; )
ということで、2012年秋にiPhone4S→5に乗り換え、テザリング機能が使えるようになるまでの1年近く、お出かけの際には必ずこの機種にお世話になりました。
そして、富田の電子書籍端末巡りの第3章は、いよいよ普及が本格化したKindleへと移っていったのでした。
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さて、今日はここまで。続きは次回にしましょう。
ではまた!(^_^)
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(2014.2.20記)