金沢に到着して一夜明けました。昨日は、老舗料亭「壽屋」さんを舞台に、立花岳志さんが主催されたセミナー「月間160万PVブロガーが教える 読まれ、引き寄せ、売れる! アクセス10倍アップ ブログ & SNS講座」に参加してきました。
とても内容の濃いセミナーでしたので、こちらについては金沢から帰ってから、じっくりブログ記事を作成したい思っています。立花さん、お疲れ様でした&ありがとうございました。
さて前回は、目標を内面化し、目標達成への判断基準を自分の内部に持つことは、不可抗力を断ち可抗力に立ち向かおうとする勇気が必要であること、そしてそれを持てるかどうかがキーポイントだと気付いたことをご紹介しました。
今回は、この「勇気」について、つらつらと考えてみたことを書かせて頂きましょう。
最近改めて気付いた「勇気」とは
アドラー心理学について書かれた「嫌われる勇気」、これはこれまでに何回かこのブログでもご紹介してきました。
そして目標の内面化に必要な、不可抗力を断ち可抗力に立ち向かおうとする勇気。
どちらも自分らしく自由で生きるためには、結果責任を全て自分で負う覚悟、そして実際に行動する勇気が必要でした。
勇気と蛮勇は違いますよね。チャレンジとギャンブルの違いのように。正しく勇気を持ち、そして発揮するためにはどうしたらいいのでしょう。
「嫌われる勇気」にこんな記載がありました。
人は、「変わることへの不安」より、「変わらないでいることへの不満」を選択する。
何かを変えようとすると、未知のものに対する怖れが起きます。そして未知のものに相対することをリスクと捉えて、そのリスクに立ち向かうか逃げるか選択します。
リスクにチャレンジするには、自分なりに勝算がないとできませんね。全く勝ち目がないのに戦いを挑むのはギャンブルに他ならないからです。
そして、「今の自分には無理だ」「まだそのタイミングではない」「いずれ力を蓄えてからにしよう」という「できない」言い訳を山のように考え出します。
そして、結局自分らしく自由に生きることへのチャレンジを諦め、窮屈な現状に留まり不満を募らせて日々を暮らすのでしょう。
この状態から脱却するには、大いなる「勇気」が必要になります。
どうしたら「勇気」を持てるのか
富田は、あの大震災のあった2011年3月で、以前勤めていた会社をアーリーリタイアメントしました。そしてフリーランスのITコンサルタントとして独立しました。
当然のことながら、それまで33年間勤務した会社を離れることには、大きな不安がありました。
生まれてから5歳で幼稚園に、それから小学校・中学校・高校・大学、そして会社と50年間何らかの組織に属する生活を続けていたのが、いきなり一人になるわけですから。
会社の中にいる人からは、フリーランスで独立するなんて危ない道を選ぶより、このまま会社にいた方がいいのでは?給料やボーナスはもとより、健康保険や厚生年金も会社にいた方が有利だし・・・と言われたこともあります。
それでも、退職を決意したのは、以前からそうしたフリーランスで活躍している方が書いている本やネットの情報を興味深く読んだり調べたりしていたことが大きかったと思います。
そうした人達に会うこともありました。その方達からは、早くこちらに来た方がいいよ、と言われます。
富田の信条として、分岐点でどちらを選択するか迷った時は、どちらが先々になって後悔が少ない道なのか考え選択する、ということがあります。
人生は選択の連続ですが、何を選択しても後悔はつきものです。だとしたら、その時に一生懸命考えて如何に先々の後悔が少ない道を選択するか、だと思うのです。
会社を辞める時も、今辞めないとそのまま残ることを選ぶより絶対後悔が大きい、と感じたのでそれを信じました。
そして、結局その選択は間違っていなかったのだと思います。
些細な「勇気」かもしれませんが、会社を辞めた後の勝算がある程度あったからできたことでした。
それには「なりたい自分」に近い姿を実現している誰か、をロールモデルとすることがお勧めです。
そして、その方にどうしたら近付けるのか、その方が住む世界はどういうものなのか、その方はそもそもどのようにしてその姿を実現したのか、色々と調べてみるのも一法ですね。
その方の姿が、現実的に近く見えるようになれば、あとはそこに向かって一歩を踏み出すだけです。一歩踏み出す先の世界が近く見えれば、「勇気」も出やすくなるはずです。
というわけで、これからも出来ない言い訳を考え出すのではなく、どうしたら出来るようになるのか、知恵を絞っていきたいと考えています。
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さて、今日はここまでにします。明日も金沢からアップします。
ではまた!(^_^)
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(2014.3.16記)