さて、「今日は何の日?」シリーズに戻って、今回は第13弾。
先月の21日、夏至の日にアップした記事で「二十四節気(にじゅうしせっき)」をご紹介しました。そして、二十四節気と同様に、季節の移り変わりの目安となっている「雑節(ざっせつ)」についても記載しました。
7月2日は、雑節の一つ「半夏生」
この雑節を解説した国立国会図書館のサイトには、以下の表が載っていました。
表の解説には夏至の10日後とありますが、今年は7月2日、すなわち今日になります。
Wikipediaで調べてみると、「半夏生」は農家にとっては大事な節目の日で、この日までに農作業を終え、この日から5日間は休みとする地方もあるそうです。
また、この日は天から毒気が降ると言われ、井戸に蓋をして毒気を防いだり、この日に採った野菜は食べてはいけないという風習があるとか。
三重県の熊野地方や志摩地方の沿岸部などでは、ハンゲという妖怪が徘徊するとされ、この時期に農作業を行うことに対する戒めともなっているようです。
半夏生の時期に咲く花
そして、この時期に咲く花として、その名もずばり「ハンゲショウ」があるそうです。いやぁ、初めて聞きました。
更に調べてみると、京都の建仁寺両足院の池の周りには、このハンゲショウの花が咲き誇り、この時期だけ一般公開しているそうです。
以前、京都に3年半住んでいましたが、これもまったく知りませんでした。
というわけで、建仁寺の動画を見て、また京都に行きたくなってしまった梅雨晴れの朝なのでした。
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さて、今日はここまでにしますね。
ではまた!
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(2014.7.2記)