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7月16日は「駅弁記念日」、思い出の駅弁は何ですか?

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さて、「今日は何の日?」シリーズ第23弾です。

7月16日は、日本で初めて駅弁が発売された日を記念した「駅弁記念日」です。駅弁と言えば、旅の記憶とともに色々な駅弁が思い出されます。

「駅弁記念日」と「駅弁の日」

日本で初めて駅弁が発売されたのはどこか、という点については諸説あるようですが、今から129年前の1885年7月16日に開業した、日本鉄道の宇都宮駅で発売された駅弁だとする説が有力です。

なんでも、宇都宮市で旅館業を営んでいた白木屋嘉平が、たまたまその旅館に宿泊していた、日本鉄道の重役の薦めで駅弁の販売を開始したとか。握り飯2個とたくあんを竹の皮に包んだもので、値段は5銭だったそうです。

そして、この「駅弁記念日」とは別に、4月10日が「駅弁の日」になっています。

4月は、駅弁の需要拡大が見込まれる行楽シーズンであり、「弁当」の「とう」から10日、さらに「4」と「十」を合成すると「弁」に見えるということらしいです。ちと苦しい気もしますが…

どうやら、7月は季節がら弁当がいたみやすいため、4月に記念日が設定されたようです。

思い出の駅弁

日本全国でいったいどの位の数の駅弁が販売されているのか、見当もつきません。

それでも、小さい頃若い頃の思い出に深く刻まれている駅弁というものはあるものです。個人的に思い出に残っている駅弁を三つご紹介しましょう。

一番目は「峠の釜めし」でしょうか。群馬県と長野県の県境に位置する碓氷峠で作られている釜めしで、駅弁としても人気があります。

確か昔は「元祖」と「本家」のお店があって、どっちもこちらが一番、と譲らなかった記憶があります。(^^;

10 峠の釜めし

二番目は、やはり「しゅうまい弁当」ですか。横浜「崎陽軒」のロングセラーですね。横浜では、崎陽軒のしゅうまい、しゅうまい弁当、チャーハン弁当などが定番になっています。

20 しゅうまい弁当

三番目は、思い出深い「ます寿司」になります。みっしりとした寿司飯の上に、隙間なく鱒(ます) が乗せられた押し寿司です。

高校時代の同級生が富山出身で、そのご縁でご馳走になったのが初めてです。その美味しさにすっかり虜になりました。

30 鱒寿司

どなたにも思い出の駅弁があるのではないでしょうか?

駅弁のお茶

駅弁といえば、お茶がつきものです。今では、ペットボトルや缶入りのお茶が当たり前になってますが、昔は陶器やポリ容器入りのお茶がありました。

さすがに昔のことで記憶にありませんが、汽車土瓶というものがあったようです。

その当時は、湯呑兼用の蓋が付いた陶器の小瓶入りのお茶が売られていたのです。1889年に、静岡駅で信楽焼の土瓶にお茶を入れて販売したのが始まりとか。

35 汽車土瓶

重たそうですし、始末に困ったのではないでしょうか…画像の汽車土瓶は、小淵沢駅で今でも売られているものだそうです。また、他でも一部の駅では売っているとか。

次に、ポリ容器が誕生します。

40 ボリ茶容器

昭和30年代から、汽車土瓶に代わって半透明の厚いビニールやポリプロピレンなどで出来たポリ茶瓶が一般的となりました。

基本的には白色や黄緑色のプラスチックのスクリューキャップ(湯呑になります)の付いた容器で、買う時にその場でポットなどからお茶を注いでくれます。

富田が小さい頃は、このポリ容器のお茶を飲んでいましたが、ポリ素材の臭いがして好きではありませんでしたね。

そして、1980年代末期以降は、缶入りやペットボトルが普及して、ポリ容器は姿を消します。

・・・というわけで、駅弁の思い出をご紹介しました。

なんだか、電車に乗って旅に出たくなります。それも新幹線ではなく、在来線にゴトゴト揺られて、美味しそうな駅弁を見つけて、のんびりと食べられたら幸せですね。

そんな旅を企画してみますか!

・・・・・・・
さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
 
 
・・・・・・・・・・・・
(2014.7.16記)

富田 邦明

IT関係のコンサルタントをしております。
業務効率化・システム改善だけでなく、経営者視点のリスクマネジメントも同時に行い、人とテクノロジーのシナジー(相乗)効果を最大限にすること、そして、活き活きとした雰囲気で働ける環境作りを目指しています。

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人生のセカンドステージを、ポジティブ&アクティブに過ごすことを目指して、アラカン(アカウンド還暦)世代の筆者が思いを綴るブログ。
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