「今日は何の日?」シリーズ第37弾です。
今から424年前、1590年8月4日、北条氏直が豊臣秀吉に降伏し、小田原城が開城となります。この小田原征伐完了により、秀吉の天下統一が完成したのです。
秀吉が構築した一夜城
秀吉が行った、この小田原征伐の際に、北条氏の居城である小田原城の西3kmにある笠懸山の山頂に構築したのが石垣山城です。
小田原城から見えないように築き、完成後に周囲の木を伐採したため、北条氏側からは一夜にして築城されたかのように見え、大変驚くと共に戦闘意欲を失わせる効果を果たしました。このことから、太閤一夜城とも呼ばれています。
「一夜城を提案する奴と、実際に作った奴」
さて、鮒谷周二氏が、3,900日以上にわたって毎日配信している日本最大級のビジネス系メルマガ「平成進化論」を読んでいる方も多いかもしれません。
そのメルマガで、先月23日に配信された3966号のタイトルが「一夜城を提案する奴と、実際に作った奴」でした。
その中で、鮒谷氏は纏めである「ピークパフォーマンス方程式」で、以下のように書いています。
一夜城のプランがどれほど秀逸だったとしても、 やらなきゃ評価されることはない。
実際に一夜城を作ったのはただ一人(秀吉)しかいなかった から、評価もされて、出世もした。
立派な講釈を垂れることができる「有能な人間」よりも、 ブルドーザーのような破壊力と実行力を持った人間に なりたいもの。
要するに、「こうしたらいいと思います」なんてことは口ではいくらでも言えるし、言う人間もいます。
けれども、自らが泥をかぶる気もないのに、「こうすればいいと考えます」「こんな風にすればいいんじゃないでしょうか」という人間が何十人、何百人いても世の中は変わるものではありません。
要は、「やるか、やらないか」の二者択一です。
やる人間はどんどん結果を出していくし、どれだけ立派な講釈を垂れていても、やらなければなんにも成果は現れません。
いくら本を読もうが、セミナーに参加しようが、知識を増やすだけでは、なんの成果にも結び付きません。
「こうしたらいい」と思うことを、「よし、いっちょやったるか!」と行動に起こすことで、何かが変わり始めるのです。
そして、行動を起こすと、あちこちにぶつかったり、けつまずいたりして、上手くいかないことがたくさん出てきます。
そこで諦めずに、軌道修正しながら行動することを続ける。すると、ある日違った景色が目の前に広がっていることに気付きます。
ということで、実質8月最初の週がスタートする月曜日、今週も「行動することをやめない!」と誓う朝なのでした。
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さて、今日はここまでにしますね。
ではまた!
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(2014.8.4記)