さて、「今日は何の日?」シリーズ第58弾です。
9月3日は、過去いろんなことがあった日でした。
東京奠都の日 江戸から東京へ
今から146年前、1868年 (慶応4年) 9月3日に、東京奠都 (てんと) が行われました。
奠都とは、新たに都を定めるということです。 明治天皇が東京に移った際は、京都を都として残す形をとり、遷都 (せんと) ではなく、東京奠都が行われたのです。
「江戸ヲ称シテ東京ト為スノ詔書」が発せられ、江戸が東京と改称されます。
同年9月に元号が明治に改められ、同年10月13日に天皇が東京に入り、翌1869年 (明治2年)に、政府が京都から東京に移されました。
ホームラン記念日
そして今から37年前、1977年9月3日に、読売巨人軍の王貞治選手が通算756号ホームランを達成し、ハンク・アーロンの記録を抜いて世界最高記録を樹立します。そして、この日はホームラン記念日になりました。
まだ東京ドームができる前の後楽園球場で、背番号90を付けた長嶋茂雄監督の時でした。
フラミンゴ打法と呼ばれた、独特の一本足打法で、打った瞬間に「あっ!ホームランだ!」と分かる独特の角度とスピードで打球が飛んでいったことを鮮明に思い出します。
YouTubeの映像でご覧になって下さい。
「男はつらいよ」で国民栄誉賞
更に今から18年前、1996年 9月3日、8月に亡くなった俳優・渥美清氏に国民栄誉賞が授与されました。
フーテンの寅さんを演じた「男はつらいよ」シリーズ48作に主演し、人情味豊かな演技で広く国民に喜びと潤いを与えたことが受賞理由でした。
俳優で国民栄誉賞が贈られたのは、1984年に死去した長谷川一夫氏に次いで2人目だったそうです。
名シーンを集めた映像を是非ご覧になって下さい。
不動のホームラン王の王貞治氏も、フーテンの寅さんの渥美清氏も、昭和世代にとっては懐かしいヒーローです。
今日は久しぶりにその姿を見ることができて、嬉しかったです。
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さて、今日はここまでにしますね。
ではまた!
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(2014.9.3記)