さて、「今日は何の日?」シリーズ第135回をお送りします。
今から3年前の2011年12月19日に、TBSの時代劇「水戸黄門」が最終回を迎え、42年にわたる放映に幕を下ろしました。
歴史的長寿番組
1969年8月4日に「ナショナル劇場」として放送を開始し、2003年12月15日で放送1,000回を迎えた、世界でも類を見ない長寿のTV番組です。
2011年12月19日放送分で、42年間ゴールデンタイムで放映された水戸黄門が幕を閉じました。
全1,227回の平均視聴率は22.2%で、最高視聴率は1979年2月5日に記録した43.7%だったそうです。積木くずし最終回の45.3%に次いで民放ドラマ史上2番目の高さだったとか。
偉大なるマンネリと言われた勧善懲悪番組
水戸光圀 (水戸黄門) が家臣の佐々木助三郎 (助さん)、渥美格之進 (格さん) らとともに諸国漫遊の旅先で世直しをするストーリーは、偉大なるマンネリと言われるように抜群の安定感を誇っていました。
一行は行く先々で、悪人とその被害者に出会います。時には黄門様一行が被害者になることもありました。
そして、最終的には悪人達と大立ち回りの末、「この印籠が目に入らぬか!」と天下の副将軍のご威光で大団円となります。
小さい頃は、なぜ大立ち回りをする前に印籠を出さないのか不思議でしたが、まずは悪人達を懲らしめることが必要だったのでしょう。
でも、悪代官などに仕える部下達はいい迷惑です。しょうもない上役に仕えたばかりにその命令に従わざるを得ず、痛い目を見るのですから。
水戸黄門を演じた俳優達
ちょっと懐かしいので、最初のシリーズから、黄門様を演じた方々を振り返ってみましょう。
第1部 – 第13部:東野英治郎
第29部 – 第30部:石坂浩二
第31部 – 第43部:里見浩太朗
ということで、昔は祖父母・父母と三世代同居の身でしたので、月曜日午後8時は家族全員揃って「水戸黄門」を見るのが、番組がスタートした中学以降定番となっていました。
あの必ず最後に正義は勝つ爽快感は、一種の麻薬でしたね。最終シーズンの頃は視聴率が一桁代になることも多かったようですが、惜しまれつつ終了となりました。
もうこんな時代劇番組は登場しないでしょうが、また見たいものだと思う華金の朝なのでした。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2014.12.19記)