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” 憲法記念日 ” に思うこと → 施行後半世紀以上が経過しているのに、一度も改正されていないのは?

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さて、今日は「憲法記念日」ですね。

「憲法記念日」の由来

今から68年前の1947年 (昭和22年) 5月3日に、日本国憲法が施行されたことにより定められた記念日です。

現行憲法の特徴は以下の通りです。

  • 国民主権の原則に基づく象徴天皇制
  • 個人の尊厳を基礎に、基本的人権の尊重
  • 戦争の放棄と戦力の不保持という平和主義
  • 国会・内閣・裁判所の三権分立の国家の統治機構と基本的秩序

「国民主権」「基本的人権の尊重」「平和主義」の3つは、日本国憲法を特徴付ける三大要素と呼ばれることもある。<Wikipediaより>

天皇を象徴とするこの憲法は、ポツダム宣言に基づいた連合国の占領下の国会において定められたため、連合国から押し付けられた憲法として、改憲を望む声があります。

しかし、平和憲法と高く評価する人も多く、毎年この日は、改憲派、護憲派のそれぞれが集会などを開き、自分達の主張をアピールしています。

「憲法記念日」に思うこと

安倍政権が誕生してから2年以上、憲法改正については議論の俎上に載ったものの、必ずしも国民の間で議論が深まっていません。

改憲派、護憲派それぞれの主張はあるでしょうが、施行後半世紀以上が経過しているにもかかわらず、一度も改正されず、憲法の原本は歴史的仮名遣いで、漢字表記も当用漢字以前の旧字体を使っているまま放置されているというのは、常識的に考えて如何なものか、と思います。

そして、改憲=戦争国家への突入、といった短絡的な伝わり方をするのも如何なものかと思います。

一方で、「非戦」の誓いは堅持しなければならないと思います。

また、現在の自衛隊が違憲状態にあると思われるのは、大きな矛盾点でもあります。

戦後70年を迎えたこの年に、然るべき改正に向けて具体的に歩を進めることが求められているのではないでしょうか。

今の平和な暮らしが、某国のミサイル攻撃一発でもろくも破壊される可能性が否定できない現代で、私たちは今後の憲法改正論議から目を背けず、きちんと向き合っていく必要があるのでは、と考えた「憲法記念日」の朝なのでした。

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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
 
 
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(2015.5.3記)

富田 邦明

IT関係のコンサルタントをしております。
業務効率化・システム改善だけでなく、経営者視点のリスクマネジメントも同時に行い、人とテクノロジーのシナジー(相乗)効果を最大限にすること、そして、活き活きとした雰囲気で働ける環境作りを目指しています。

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