さて、今日は「土用の丑の日」です。
「土用の丑の日」の由来
土用の丑の日(どようのうしのひ)の「土用」は、暦の雑節の一つです。
「雑節」は、節分・彼岸・社日・八十八夜・入梅・半夏生・土用・二百十日・二百二十日の9つです。
「土用」の間のうち、十二支が丑の日のことを「土用の丑の日」と呼びます。
厳密には、土用は春、夏、秋、冬の年4回あるのですが、夏の土用の丑の日のことを、一般的に土用の丑の日と呼んでいるのです。
夏の土用には、丑の日が年に1日か2日あり、2日ある場合はそれぞれ一の丑・二の丑と呼ばれています。
ちなみに今年は2日あり、一の丑が7月24日、二の丑が8月5日となっています。
「土用の丑の日」に思うこと
夏の土用の丑の日には、鰻を食べることが習慣になっていますね。
土用の丑の日と鰻が今のように密接に結びついたのは、諸説あるようですが、平賀源内説が通説になっています。
それによると、商売がうまく行かない鰻屋が、夏に売れない鰻を何とか売るため源内の所に相談に行ったそうです。
すると、源内は「本日丑の日」と書いて店先に貼ることを勧めました。すると、その鰻屋は大変繁盛したとか。
その後、他の鰻屋もそれを真似るようになり、土用の丑の日に鰻を食べる風習が定着したということです。
ただ、鰻の旬は冬眠に備えて身に養分を貯える晩秋から初冬にかけての時期で、秋から春に比べても夏のものは味が落ちるそうです。
以前、このブログでご紹介した金沢・近江町市場で絶品の鰻を買える「みやむら」のご主人も冬場がお薦めと言っていました。
金沢・近江町市場「みやむら」の鰻かば焼きを自宅に送り、鰻丼を食す!やはり絶品だぜ! | Enjoy Second Stage
それでも、この時期には鰻を食べたくなりますね。
「みやむら」に電話・FAXをして、取り寄せ注文することもできますが、来週末は富山に出張なので、足を伸ばして金沢まで鰻を買いに行きたいと思っています!
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2015.7.24記)