さて、今日は「国際ビーチクリーンアップデー」だそうです。
「国際ビーチクリーンアップデー」の由来
アメリカ・サンフランシスコに本部のある海洋自然保護センターが、1985年から実施しています。
この日に近い週末に、世界各地で一斉に海岸のゴミを拾い集め、その数量・種類等を調べることによって、海洋のゴミの発生元や、地球環境への影響を調査しているそうです。
「国際ビーチクリーンアップデー」に思うこと
まず思い浮かべたのは、東日本大震災による津波で岩手県から流されたとみられるサッカーボールが、アラスカの海岸に漂着していたことです。
ボールに日本語で文字が書き込まれていて、岩手県陸前高田市の高校生が持ち主であることが分かったのです。
しかし、5,000㎞に及ぶ太平洋横断を、一つのサッカーボールが成し遂げたのは驚きでした。空気が抜けなかったので、浮いて漂流し続けることができたわけです。
しかし、これ以外の震災漂流物は深刻でした。NHKの報道では、154万トンにも及ぶ漂流物が太平洋に流され、ハワイや米国西海岸に漂着したとのこと。
こうした漂流物が環境にどの程度の影響を与えているのか分かりませんが、生態系に少なからぬ影響を与えていることは確実です。
津波という自然現象のせいとはいえ、地球環境に与えた影響を考えると胸が痛みます。
・・・というわけで、海岸だけでなくどこでもゴミを捨てず、気がついたらゴミを拾って綺麗な環境にしていきたいと思った「国際ビーチクリーンアップデー」の朝なのでした。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2015.9.22記)