さて、今日は「炉開きの日」だそうです。
「炉開きの日」の由来
冬になって炉や炬燵など暖房器具を使い始めること (「炬燵開き」とも言う) から、そう呼ばれています。
茶の湯では、冬になって初めて囲炉裏 (いろり) または茶事の炉を開いて用いることをいうそうです。
現在は、新暦11月朔日 (1日) に行うことが多いことから、この日が「炉開きの日」と呼ばれるようになったとか。
「炉開きの日」に思うこと
最近は、囲炉裏や炬燵とは縁遠いライフスタイルになってしまいました。
たまに、囲炉裏のある宿に泊まり、しんと冷え込む夜に炭や薪の燃える様を見ながら、のんびりと過ごすと普段の慌ただしい時間が止まって、ゆるりとした時が流れます。
「火」は、人を優しい気持ちにさせますね。
いよいよ冬の到来です。街中もハロウィンの飾り付けが片付けられ、一気にクリスマスの装いとなり、ジングルベルが響いてくるのでしょう。
お年玉年賀葉書も売り出され、お店では既におせち料理の予約が始まっています。
・・・というわけで、足早にやってくる年の瀬ですが、浮き足立つことなく、あと2ヶ月を今年の仕上げの時期として、着実に過ごしていきたいと思う「炉開きの日」の朝なのでした。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2015.11.1記)