「音の日」の由来
今から138年前の1877年12月6日に、エジソンが自ら発明した蓄音機で音を録音・再生することに成功しました。
これを記念して、日本オーディオ協会が1994年 (平成6年) に制定した記念日です。
オーディオや音楽文化・産業の一層の発展を図り、音について考える日とされています。
「音の日」に思うこと
音が初めて録音・再生できるようになってから、まだ140年足らずなのですね。
レコードやオープンリールテープなどのアナログの時代から、あれよあれよとデジタルの時代になり、小さなICチップに膨大なデータが保存できるようになりました。
今やスマホでもネットに繋がる環境さえあれば、クラウド経由で無限ともいえる音源にアクセスできます。
音だけでなく、今は映像とのミックス化が進み、YouTubeが高画質に対応してからは、Googleなどの文字検索数よりYouTubeの検索数が多くなっているとかいないとか…
また、若者達は好きなアーティストの楽曲をダウンロードして聴くのではなく、YouTubeで映像付きで楽しむことが多いと聞きます。
そんな世の中になり、情報洪水の中には音の洪水も含まれるようになったのです。
・・・というわけで、録音された音が貴重だったのは、はるか昔に過ぎ去り、今は音の洪水に溺れないように工夫しないといけないな、と思う「音の日」の朝なのでした。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2015.12.6記)