Challenge Next Stage 〜目指せ!出版への道〜

インプットの記録方法は何がベストか?(3) 〜ミーティングメモの取り方〜

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さて、今日は複数メンバーで行うミーティング内容 (新たなインプット) を記録するために、どんなメモを残すのがベストか、について考えてみます。

ミーティングで重要なことは何か

昨日は、インプットの手段として大いに有効な「読書」をした時に、どのような読書メモを作成しておけばいいのか、について考えてみました。

その結果、「著者が解決しようとしている問題を定義する」ことが有効、という考えに至りました。

では、いろいろな意見やアイデアに触れて啓発されることも多い「ミーティング」に参加した時に、どのようなメモを作成しておけばいいのでしょうか?

まずは決めたことは何か明確にする

「会議は踊る」という言葉がありますが、多くの企業で行われている会議はなかなか結論が出ず、時間ばかりかかるというケースも多そうです。

僕は現在、ITコンサルタントとしてクライアントやビジネスパートナーと、実際に相対して、またはSkypeなどのネット経由でミーティングを行うことが多いです。

そこで、気をつけていることはまずはきちんと結論を出して、決め事を明確にしておくことです。

決め事とは以下の点を指します。

  1. 誰が
  2. どういうタスクを
  3. いつまで (何月何日何時) を期限として
  4. どういう形で (ドラフト文章として、概念図として、最終提出形で)
    遂行するか、ということです。

ここで重要なのは「いつまでを期限として」です。「できるだけ早く」とか「来週早々」では、期限が明確ではなくズルズルと遅れがちになってしまうからです。

この点については、吉越 浩一郎さん、立花 岳志さん共著による「クラウド版 デッドライン仕事術」がたいへん参考になりました。

そして、後でここで記録したメモを見返して、その内容を必ずグループウェアの「ToDoリスト」に登録 (記録) しておくのです。

今は、異なる組織、離れた地域のメンバーが情報共有できるように、無料のクラウド版グループウェア「サイボウズLive」を使用しています。

メールアドレスさえ登録すれば、無料で300人まで使えるので重宝しています。機能としては、グループチャットや掲示板、ファイル共有など、チーム運営に必要な機能が一通り揃っています。

アイデアや新企画の構想などはどう記録する?

次に、ブレーンストーミングのように、アイデア出しや新企画の構想を練るミーティングの時は、どのようにメモをとるのがいいのでしょうか?

こうしたメモは、一冊の手帳に手書きで残すことが有効だと思っています。

そして、自由な形式でメモした方が発想が柔軟に広がると思いますが、一応次のようなルールを決めています。

  1. 1件につき、1ページを使う
  2. 調べなければいけないことや、メンバーに依頼した事項などの先頭には「□」のチェックボックスをつける
  3. 図形やイラストを使う
  4. 数値化できることは数値を使う

こうした点については、「手帳の使い方 仕事や会議で上手にメモを取る5つの方法」という記事などを参考にしています。

というわけで、ミーティングメモについては、これからも自分なりの工夫を加えてアップデートしていきたいと思っています。

・・・・・・・
さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
 

クラウド版 デッドライン仕事術
吉越 浩一郎,立花 岳志 東洋経済新報社 2014-11-28
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by ヨメレバ

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(2016.1.16記)

富田 邦明

IT関係のコンサルタントをしております。
業務効率化・システム改善だけでなく、経営者視点のリスクマネジメントも同時に行い、人とテクノロジーのシナジー(相乗)効果を最大限にすること、そして、活き活きとした雰囲気で働ける環境作りを目指しています。

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人生のセカンドステージを、ポジティブ&アクティブに過ごすことを目指して、アラカン(アカウンド還暦)世代の筆者が思いを綴るブログ。
Consulting Office SMART代表/富田邦明が人となりをお伝えするために運営しています。

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