さて、自分が「地方創生」に貢献できることは何だろう?ということで、いろいろ研究する中で、小泉進次郎氏が語る「地方創生」の映像を見ました。
これまでも、若いのに言語力のある政治家だなぁ、という印象は持っていましたが、今回も論旨明快でとても分かりやすい話し方に感服しました。
今日は、ちょっと趣きを変えて氏の言語力に触れてみたいと思います。
小泉進次郎氏が語る「地方創生」
今回見た、氏が語っている映像は次のものです。
全体では1時間15分ほどのボリュームですが、まず冒頭の10分ちょっと、国が果たす役割と政策について氏が語っています。ここだけでも、ご覧になってみて下さい。
氏が説明している「地方創生」の定義は、次の2点に集約されるとのことです。
- 東京一極集中をやめる
- 日本の人口減を食い止める
地方から若者が東京に来てしまうのは、地方の高校から東京の大学に入る時、地方の大学から東京の企業に就職する時の2つ。
東京は全国一出生率が低いところ。このまま放置すれば、全国で現在1億2千万人の人口が、2100年には4,500万人に減少してしまう。
こうしたことから、都市→地方への人の流れを作らなければならず、そのために果たしていこうとしている地方に対する国の役割は、次の3つ。
- お金の支援 (交付金など)
- 人の支援 (大都会で経験を積んだ優秀な公務員や研究者の派遣など)
- 情報の支援 (地域経済分析システム<RESAS (リーサス) >の提供など)
特に、正確なデータベースの活用による政策立案は、これまで「KKO (経験・勘・思い込み) 」に頼ってきた政策立案方法を科学的な方法に変えていける。
といった内容を、淀みなく明快に述べていきます。
何をするにも必要な説明能力
これは政治家に限らず、我々でも仕事の場面やいろいろな場面で必要になる説明能力であるな、と改めて感じました。
どんなに優秀でも、どんなに良いことでも、それを極めて明快に理解しやすく説明できなければ、相手に正確に伝わりません。
このようなブログで記述する書き言葉、そして、それとは別に話し言葉も更に訓練していく必要があるな、と思った次第です。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2016.2.7記)