さて、以前当ブログの記事 (2016.3.29) で、地域活性化の実学を学ぶという 「地方創生カレッジ」 が年内に開校予定であることをご紹介しました。
このことは、先日閣議決定した「まち・ひと・しごと創生基本方針2016」の中でも明記されています。(こちらの資料参照)
今日はまず、地域の重要課題である「人材育成」について確認してみたいと思います。
基本方針に記載された内容
まず、基本方針で特徴的なのは情報面、人材面、財政面の「地方創生版3本の矢」で地方の取り組み支援を強化する考えを示したことです。
そして、「各分野の政策の推進」の最初の項目に「1. 地方にしごとをつくり、安心して働けるようにする − ローカル・アベノミクスの実現 − 」があります。
そして、その小項目に「④ 地方の先駆的・主体的な取組を先導する人材育成」が記載されています。その内容を見てみましょう。(画像クリックで拡大)
人材を育成・確保できる仕組みの構築が急務
政治であれ、ビジネスであれ、教育であれ、結局行き着くところは「人」です。
さまざま環境が整えられたとしても、その環境を生かすも殺すも人次第というわけです。
人口減少時代に突入し、このまま放置すれば、どんどん少子高齢化が進み、地方の過疎化・限界集落化が進み、人口ゼロの地域が出現しだすことは明々白々です。
この状態をなんとかしなければ、日本の将来はありません。
ということで、先日 (2016.6.5) 活力ある国づくりをめざし、地方創生の深化や地方創生カレッジの創設に向けた人材育成のあり方などを話し合う「地方創生人材シンポジウム」が開催されました。
次回は、このシンポジウムや「地方創生カレッジ」の内容を確認し、人材育成の今後について考えてみたいと思います。
・・・・・・・
ではまた!
・・・・・・・・・・・・
(2016.6.7記)