さて、VR (バーチャルリアリティ) 大流行の感がする今日この頃ですが、このVRを活用した面白いイベントが開催されるとのニュースを読みました。
今日は、「地方創生を後押しする取り組み」として報じられたこのイベントについて見てみることにします。
イベント開催の背景
リクルートのグループ会社である、(株)リクルートライフスタイルに設置された観光に関する調査・研究、地域振興機関「じゃらんリサーチセンター」(JRC) が、三越伊勢丹とコラボレーションして、「地方創生」を後押しするための取り組みをスタートしました。
今回、その第1弾として伊勢市への観光を盛り上げることを目的とした特別催事「Beautility Journey ~ビューティリティ・ジャーニー~」が開催されることになったのです。
伊勢市は、先日開催されたG7伊勢志摩サミットの開催で、一躍世界にその名を響かせました。今後は、関東圏からの観光客増加が見込まれる一方で、「伊勢神宮」以外の観光誘致などの課題もあります。
現在、新たな観光PR施策を検討していることもあり、こうした課題の解決を目的として、今回の催事の開催に至ったとのことです。
イベントの内容
今回の催事では、旅にぴったりな帽子などの雑貨や、トラベルウェアなど約50アイテムを扱うと同時に、伊勢市への旅を体験できるVR (バーチャルリアリティ) コーナーが登場するとか。
VRでは、伊勢神宮以外にも、レトロな街並みの「河崎」などの観光スポットで、仮想旅行を楽しめるそうです。
そこに登場するのは、伊勢市の観光スポットの1つ河崎「川の駅」。4月~11月の毎週末には、木造船「みずき号」で勢田川の遊覧を楽しめます。
(画像出典元はこちら)
催事名称:Beautility Journey ~ビューティリティ・ジャーニー~
主催:(株)リクルートライフスタイル、(株)三越伊勢丹、伊勢市
日時と場所:
2016年6月22日(水)~6月28日(火) 10:30~20:00 伊勢丹新宿本店4階ウェストパーク
2016年6月29日(水)~7月12日(火) 10:30~19:30 三越日本橋本店新館4階イベントスペース
最後に
JRCは、地方行政や観光団体と共に「地方創生」に向けて、国内旅行・レジャー市場の活性化を目的に活動しています。
また、三越伊勢丹グループは、企業メッセージに “this is japan” を掲げて、世界に向けて日本の誇るべき伝統・文化・美意識を再構築し、新たな価値を発信しています。
今回の催事では、地域誘客と地域消費の拡大を目的に、協働で伊勢市とコラボレーションし、「伊勢市への旅」に最適なモノやカルチャーを提案するとしています。
今後も、別の地域を取り上げてイベントが企画されるとのことです。こうした取り組みが、地方の誘客・消費拡大に繋がる力になるといいですね。
今回は、知名度もあり、観光資源も豊富と思われる伊勢市の危機感が背景にあると知り、ちょっと意外でした。
今後は、まだまだ知名度が低いけど、注目すべき地域にスポットライトがあたり、成功すればいいなと思いました。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2016.6.25記)