(画像出典元はこちら)
さて、一昨日・昨日と、ノーベル文学賞を受賞したボブ・ディラン氏の言葉が、かつて僕の人生の目標を決定づけたこと、そして、氏の言葉が、スティーブ・ジョブズ氏の伝説のスピーチに繋がっていると感じたことを書いてご紹介しました。
今日は、さらにボブ・ディラン氏の言葉に啓示を受けて、新たな行動指針を定めたことについて書いてみます。
行動指針の変遷
僕は、いつの頃からか「座右の銘」と共に「行動指針」を定めています。
ちなみに「座右の銘」は、次の2つです。
変わらないでいるためには、変わり続けなければいけない
かけた情けは水に流せ、受けた恩は石に刻め
そして、若い時期に持ち続けた「行動指針」は、次の通りです。これは成人前後から20代、30代位まで自分が行動する際、常に念頭にあった言葉です。
Something is better than nothing.
要するに「何もないよりは、例え結果が悪くても何かあった方がよい」「有るは無いに優る」ということですね。
例えば、思うような結果が得られるかどうか五分五分と仮定した場合、その行動を起こすのか起こさないのか判断する時に心の中で呟いていたわけです。「Something is better than nothing.・・・」と。
ま、それで告白して、見事玉砕したこともあります…(^^; でもね、何もしないで後悔したくないですからね。
それが、ミドル世代になって変わっていったのが、次の「行動指針」です。
打席に立って三振するより、打席に立たない方が恥ずかしいことだ
歳を重ねて、会社生活でマネジメント層に身を置くようになり、果敢なチャレンジをして失敗するよりも、堅実な成果を・・と、保守的になっている自分に、ある日気が付いたのです。
そして、あの「座右の銘」が頭をよぎります。
変わらないでいるためには、変わり続けなければいけない
そして、それまでの行動指針と意味は近いのですが、より具体的な表現に変えて、失敗して恥をかくより、失敗を恐れて行動しない方が恥ずかしいことを明確にしたのです。
それ以降、逡巡する自分がいた時に「今、自分は打席に立つことから逃げようとしているのか、否か」と問うことで、随分前に進むことができたと思います。
2013年に定めた新たな行動指針
そして、ボブ・ディラン氏の言葉で、「人生の成功者」の意味を決定づけられた僕は、その目標に向けて、新たな一歩を踏み出し、どんどん打席に立とうとしたのですが、大きな壁にぶつかり、悶々と自縄自縛に陥り、底なし沼に陥ったような日々を過ごすことになってしまいました。
そうした日々を過ごした後、辿り着いた行動指針が、少し長いですが☟これです。
- これからどこにいても何をやるにしても、格好をつけたりせず「みっともなく、恥ずかしく、痛い」位の姿を晒し、試行錯誤していくことにしよう!
- 「挑戦 (チャレンジ) という言葉を「みっともなくジタバタあがくこと」と再定義しよう!
この行動指針に辿り着くまでの、悶々とした経緯は・・・少し長くなりましたので、それは次回に。
・・・・・・・
さて、今日はここまでにしますね。
ではまた!
・・・・・・・・・・・・
(2016.10.16記)