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さて、これまで出版への道を志すことになった経緯、想定読者に伝えたいことを書いてきました。 (こちらのページ参照)
前回は、自分の「強み」を磨き上げるには、長い時間をかけて点と点が繋がって線となり、さらにその線を撚り合わせる必要があると書きました。
今日は、一度撚り合わせた「強み」を検証するには、第三者からの「feedback」と「stroke」が重要であることを書いてみます。
フィードバック (feedback) とは?
以前、こちらの記事で、自分の内面に巣くう「世間体」「見栄」「プライド」と戦い勝てたのは、あるブログコミュニティのメンバーから、温かい応援の言葉をたくさん貰ったことも一因、と書きました。
そのありがたい言葉が「フィードバック (feedback) 」です。
普段何気なく使っているフィードバックという言葉ですが、Wikipediaでは「心理学におけるfeedback」を次のように解説しています。
「一般的に、褒める、称賛するなど効果的に作用する働きかけを正のフィードバック、けなす、否定するなど反対の働きかけとなるのが負のフィードバックと表現するケースが多いが、これは本来『フィードバック』の機能として持っている円環性や回路の意がくまれていない。 よって、上記については、正のストロークと負のストロークと表現される方が実態に即している。」
feedbackには肯定的な正のものと、否定的な負のものがあるのは事実ですね。
富田の場合は、正のfeedbackはもとより、負のfeedbackも自分を反省し成長させるために、感謝して受け止めるようにしていますが、それでも誹謗中傷はもとより単なる批判でも、ついついムカッときてしまいます。修行が足りませんかね・・・(^^;
「ストローク (stroke) 」とは?
ストロークという言葉は、テニスや卓球のラリーが続いている様子を「ストロークを交わせた」というように表現します。
つまり、フィードバックというと受け取るだけというイメージがあるのに対して、ストロークには双方向のイメージがあります。
ということは、1回限りの片方向のフィードバックだけでなく、ストロークを交わす双方向のフィードバックがより有効に作用するでしょう。
自分の「強み」をさらに磨き、検証するには「feedback」「stroke」が重要
自分の好きなこと・得意なことを再発見し、その中から3つを選び出し、撚り合わせて「強み」とするにしても、それが第三者から見て本当に強みと評価されるのか検証する必要があります。
僕の場合は、「ITスキル+企業の内部統制スキル+企業組織における33年間の経験」という3つを撚り合わせて自分の「強み」として、ITコンサルタントとしてスタートしました。
第三者から「feedback」を受け、「stroke」を交わすには、実際にコンサルタントとしてクライアントにサービスを提供し、評価してもらう必要があります。
幸い、高校時代からの友人の中で、家業を継いで社長をしていた友人が2人いました。彼らの経営する会社に自分の持つノウハウを提供し、その内容を評価してもらいました。
高校時代からの友人ですから、いい点も悪い点も忌憚なく意見してくれました。これは貴重なアドバイスとなり、自分の「強み」を強化するのにとても有り難かったです。
さて、また長くなってきたので、続きは次回に。
では、また!
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(2018.1.19記)