(画像引用元はこちら)
さて、今年に入ってからの2ヶ月間、出版への道を志し、自分の中に醸成された思いを書き綴ってきました。 (こちらのページ参照)
そして現在は、想定した読者候補の方が「読んでみたい」と思ってくれるような書籍にするためのコンセプト作りを行っています。
前々回は、コンセプト作りの前提、そして、想定読者層である50代サラリーマンが抱える数々の不安に応えるには何を書けばいいのか、探ってみました。
そして前回は、自分が行きたい世界をまざまざと思い浮かべ、その世界へ渡る橋を架けることが重要なポイントと考えました。今日は、その続きです。
川のあちら側に住む人を知る
前回の記事の終わりに、自分が行きたい世界を川のあちら側と考え、そこに渡るための橋を架けるためには、そこに住む人の協力を得ることが必要だと書きました。
では、どのようにして協力を得たら良いのでしょうか?
それなりに距離があるでしょうから、いきなり声を張り上げて呼びかけても、誰にも届かないでしょう。
まずは、自分が行きたい世界に住んでいるのは、どんな人なのか、調べなければなりません。昔と違って、今はインターネットという強い味方がありますから、手元でいくらでも調べることができます。
例えば、あなたが好きで続けてきたことがあって今は趣味の域に留まっているけれど、そのスキルを究めてビジネスに繋げたい、とします。
では、その世界で生きている人、すなわちそのスキルを究めてビジネスにしている人は、どんな人なのでしょう?見つけたその人は、本を出版していますか?セミナーや講座を開催していませんか?Twitterで発信していませんか?
であれば、本を読み、セミナーや講座に参加し挨拶してみる。Twitterをフォローし、読んだ本の感想をダイレクトに送ってみる。そんなことから接点が生まれてきます。
探す相手は、もちろん1人だけではダメです。いろんな人との接点を探るのです。そうすれば、自分とフィーリングの合う人がきっと見つかるはずです。
接点を繋げて線に成長させる
セミナーで挨拶したり、Twitterで繋がったりして接点ができたとします。でも、それはあくまで点に過ぎません。
自分とフィーリングの合う人が見つかったら、その接点を繋げて線に成長させなければいけません。
セミナーや講座に何度も通う。できれば、一つのテーマでワークショップ形式の会が複数回行われるようなセミナーが望ましいです。それだけ相手の方と接点が増え、あなたの名前も覚えてくれるでしょう。
また、受講者同士、共通の関心事項のある者同士のネットワークができるのも副次的効果です。あなたと同様、川のあちら側に渡る橋を探している方がいるかもしれません。
相手の方に、Twitterで読んだ本の感想を送って接点ができたら、そして相手が何冊も本を出しているのなら、それらの本すべての書評をブログに書き、Twitterでブログ記事のURLをアップする。そして、相手にも伝える。その書評の内容を見てくれて、更にリツイートしてくれたらどうでしょう?相手は、あなたを認知してくれたことになります。
成長した線を太くする
接点が繋がり、線に成長したら、あとは線を太くするだけです。セミナー後の懇親会があれば積極的に参加したり、プライベートのオフ会を企画して参加してもらったり更に親密度を増す努力をします。
そうするうちに、相手がどのようなプロセスで今の世界の住人になったか、自ずと明らかになってくるのではないでしょうか。
そうなれば、こちら側からあちら側へ渡る橋が見えてくると思うのです。
さて、長くなってきましたので、今日はここまでにしましょう。続きは次回に。
では、また!
・・・・・・・・・・・・
(2018.3.8記)