(画像引用元はこちら)
さて、今年に入ってからの2ヶ月間、出版への道を志し、自分の中に醸成された思いを書き綴ってきました。 (こちらのページ参照)
そして、3月に入ってから想定した読者候補の方が「読んでみたい」と思ってくれるような書籍にするためのコンセプト作りを始めたのですが、正直行き詰まっていました。
一旦、コンセプト作りから離れてみた
「出版への道」シリーズを最後にアップしたのが、3月9日でした。それから17日間、書籍のコンセプト作りとは全く異なる話題の記事をアップし続けました。
ともすれば頭をよぎるコンセプト作りの思いを振り払い、焦ることなく自分の中で自然に湧き出るのを待つことにしたのです。
そうしている中で、先日ビジネス系メルマガ「平成進化論」(5305号) に目を通している時、次の一文が目に留まりました。
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■ 日記を書くとはすなわち、
「自分が何者であるかを探す旅に出る」
ということである。
■ 試行錯誤を重ね、徐々に自分が目指すべき
方向が明確化されてくるのである。
■ それとともに、目的地に至るのに必要と
される資源も明確化され、
その資源を調達する(能力開発する等)ための
「教科書編纂」
としても日記が活躍するようになる。
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僕にとって「ブログ」を書くことは「自分探しの旅」だった
「平成進化論」の著者・鮒谷周史氏は、驚くべきことにメルマガを14年以上、毎日毎日欠かさず配信しています。それも、数行のような短いものではなく、毎回相当のボリュームの文章量です。そして、日記に至っては、25年に亘り毎日書いているそうです。
僕は、このメルマガを購読し始めて7年ちょっとになりますが、いろんな学びを得ています。
今回も、鮒谷氏の一文を読んで、ピーンと響くものがありました。氏が日記について書かれた部分が、自分にとってはブログだったのだと。
そして、鮒谷氏に及ぶべくもありませんが、4年間1500日以上、毎日ブログを書いてきたのは「自分探しの旅」だったのだと。
書籍のコンセプト作りは、自分勝手との戦いだった
コンセプトを考える過程で思い浮かんだものを並べてみます。
◎ 見えなかった世界への水先案内人?
◎ 今の世界と望む世界を隔てる川に橋を架ける?
◎ 川のあちら側の住人と接点を持ち、点を線に繋げ、さらに線を太くすることで橋が架かる
◎ 川のあちら側に渡る橋を架けたら、残るは目の前の橋を渡る勇気
考えれば考えるほど、どうも押しつけがましいというか、想定読者の方が本当に読みたいものから、どんどん離れていくように感じていました。
そうじゃないよな〜…という思いが拭いきれず、一旦、コンセプト作りから離れてみたのです。
コンセプトに繋がるかもしれない気づき
そして、鮒谷氏の一文に触れて思ったことを言葉にすると、次のようになります。
「自分を躾ける教科書の編纂」
〜日々の思いを、ブログで1,500日以上毎日綴って得た、自分だけの教科書〜
きっとそうなのです。ブログを毎日書き続けることで、点が線となり、線が太くなり、有機的に結びついて、その総体が「自分を躾ける教科書」になっていたのだと。
この思いが、書籍のコンセプトに繋がる気がしてます。もう少し熟成させてみますね。
さて、長くなってきましたので、今日はここまでにしましょう。続きは次回に。
では、また!
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(2018.3.26記)