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閑話休題。
「虫の日」
今日6月4日は、「 6 (ム) 4 (シ) 」の日付語呂合わせで「虫歯予防デー」ですが、「虫の日」でもあります。
そもそもの由来は、手塚治虫氏らの呼びかけで設立された日本昆虫クラブが「虫が住める街づくりを」と制定した記念日だそうです。
また、独立国「カブト虫自然王国」の福島県常葉町振興公社でもこの日を「ムシの日」と制定しているそうです。
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昆虫の思い出
小さい頃、春から夏は捕虫網をかついで、蝶々や蝉を取りに街中を走り回っていた思い出があります。僕は、東京生まれの東京育ちで、小学校の頃に長期の休みになると同級生たちが田舎に行ってしまうので寂しかった思い出があります。
母親に、なんでウチは田舎に行かないのだ!と言ったら、ここがあなたの田舎なの、と言われて納得がいかなかったことがあります。田舎とは遠いところにあるもので、今住んでいるウチが田舎なはずがない、と思っていましたから。
両親や父方母方の祖父母も東京出身なので仕方がないのですが、あの頃は、なんで母親がそんな嘘をつくのだろう、と納得がいかなかったものです。(^^;
といっても、当時は都内でもまだ工事現場に溜まった水で小さな池ができていて、ザリガニが獲れたりと、まだ自然が残っていました。
虫とは付き合いがまだまだ深い時代を過ごすことができたのです。それが、いつしか都会でマンション暮らしを始め、自然の中で触れていた虫たちとはすっかり無縁の生活を送るようになってしまいました。
現代生活の中で虫と触れずに育った子どもたちは、虫を触るのが苦手な子に育っています。蝉にもカブトムシにも触ることができないのは、やはり不自然に思います。
というわけで、これからも「虫が住める街づくり」の精神はとても大事だと思うのです。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2021.6.4記)