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さて、『今日の一言メモ』第882回です。
「城の日」
今日4月6日は、「し(4)ろ(6)」の日付語呂合わせで「城の日」だそうです。
「城の日」の由来は、今から31年前の1991年(平成3年)に、日本三大名城(姫路城、名古屋城、熊本城)のひとつである姫路城のある兵庫県姫路市が制定したそうです。
国宝である姫路城は、白鷺(しらさぎ)が羽を広げたような優美な姿から、白鷺城とも呼ばれていて、1993年(平成5年)12月には奈良の法隆寺とともに、日本で初の世界文化遺産となりました。
平成の大修理は、2009年10月に着工。昭和の大修理(1956~64年)から半世紀近くが過ぎ、約7万5000枚の瓦のふき直しや、約100トンの漆喰で壁の塗り直しなどが行われたそうです。
城を整える重要性
Wikipediaによると、城について次のように説明されています。
「主に近代以前の軍事的な防衛施設を呼ぶ。戦闘拠点であるとともに食糧や武器や資金の備蓄場所でもある。主要な城は、為政者や指揮官の住居であり、政治や情報の拠点であった。」
つまり、城は防衛拠点なわけです。この2年ちょっと、コロナ禍で自宅にいる時間が長くなりましたが、自宅は自分と家族を守るまさしく防衛拠点と言えます。
僕もこの2年間、自宅の備えを整え、快適に過ごせる空間としてそれまで以上に整えてきました。今では数日程度の引き籠もり生活であれば苦もなく過ごすことができます。
幸い、SNSをはじめ、最近ではZOOMやTeamsなどによるWeb会議機能を用いて、相手の顔を見ながらコミュニケーションをとれます。もちろん実際に会って話すのが一番ですが、Web会議でも十分用は足ります。
自分の城を奪われる悲劇
そんな自分の城である自宅に、ある日、他国の軍人が無断でズカズカと入り込んできて、自分や大切な家族を蹂躙した挙げ句、無残に殺してしまうことなど到底想像できません。
生き残った多くの人も、自宅を破壊され着の身着のままで明日の生活にも困る状態でいます。そんな考えられないことが、今現実にウクライナで起こっています。
そんな非現実的な悲劇が起きた2022年は、忘れたくても忘れられない年になるはずです。映像に映し出される悲劇を正視し続ける力を失ってから、もうずいぶん経ちます……。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2022.4.6記)