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閑話休題。
さて昨日は、これまで安倍内閣を支えてきた石破茂氏が閣外に去るにあたって、憲法に対する見解を述べたことについて書きました。
そして、今日8月6日は、「広島平和記念日」です。そこで、あの原爆が投下された日に思いを馳せ、改めて不戦の誓いを新たにしたいと思います。
広島に原爆が投下された日
今から71年前の1945年8月6日午前8時15分、米軍のB29爆撃機エノラ・ゲイが、広島市上空で世界初の原子爆弾リトルボーイを投下しました。
一瞬のうちに市街は壊滅し、約14万人の死者を出した痛ましい出来事です。
YouTubeに映像がアップされています。目を背けたくなりますが、71年前に現実にあったことを、しっかり見なければと思います。
「不戦の誓い」を新たにしつつ…
昨日書いた記事で、石破茂氏が憲法の議論を進めるにあたっては、「正確なファクト (事実) の理解」が必要だと述べたことをご紹介しました。
そこで、広島平和記念日にあたって「日本国憲法第9条」の戦争放棄の規定を改めて確認してみましょう。
憲法9条第1項
「日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。」
ここに書かれている通り、国際紛争の解決手段として、国家が戦争を始める意思を固め、戦争を始めることは厳に慎まなければなりません。
しかし、日本の今の平和な暮らしが、某国のミサイル攻撃一発でもろくも破壊される可能性が否定できない現代においては、アメリカと協力して防衛する手段も持たないといけないのではないでしょうか…
いずれにしても、石破氏が指摘したように、『国家主権って何ですか』『軍隊って何ですか』『警察って何ですか』と問われた時に、明解に答えることができるようにしたいと思う「広島平和記念日」の朝なのでした。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2016.8.6記)