Challenge Next Stage 〜目指せ!出版への道〜

残された人々へ想いを伝える「相続」の大切さ

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今日は3月30日、今月も残すところあと2日になりました。桜前線も急速に北上中で、首都圏では今週満開を迎えそうです。

さて、前々回から「終活」を中心に据えた「人生の総仕上げをポジティブ&アクティブに! 」プロジェクトに関する記事をアップしています。

前回は、「終活」の中でも重要な「相続」について、相続財産や相続税といった目先の損得だけで相続対策を考えていいのか、という考えを書きました。今回も続けます。

ライフヒストリーを残そう

現在準備を進めているプロジェクトメンバーの一人は、映像プロデューサーをしています。

最初にミーティングをした時に、彼女から一つの映像を紹介されました。YouTubeで公開されている「葬儀の様子、エンディングノート終活『ライフヒストリー』」という動画です。

一生懸命生きてきた一人の平凡な女性が、淡々と自身のライフヒストリーを映像で語り、それを葬儀で映し出している模様を収めた3分53秒の動画ですが、映像が持つ伝える力の大きさをまざまざと感じました。

葬儀に参列している方々が、泣き笑いしながら食い入るように見入っている姿が印象的です。

ライフヒストリーは、その方の生き様が反映されています。それをご覧になった遺族以外の方にとっても、その生き様をしっかり受け取ることは、一つの考え方として「相続」といえるのではないでしょうか。

勿論、法的に使われる意味と違うことは重々承知していますが、精神論として大切にしたいと思っているのです。

そういう思いから、「ライフヒストリー」を残すことを提案させて頂きます。

早い時期からポジティブな「終活」の準備を

最近になって、「終活」が注目され、団塊の世代を中心とするシニア世代向けに、多くの企業が様々なサービスを提供しています。

また、マスコミも色々な機会に取り上げ、週刊東洋経済で特集が組まれたり、ムック本が刊行されたりもしています。

20 相続本表紙

Amazonで「終活」を本のジャンルで検索すると、記事執筆時点で262点がヒットしました。今後も増えていくでしょう。

しかし、これだけの注目を集めながらも、身近に「終活」に取り組んでいる人はまだ少数です。「まだ早い」とか「終活って大事だけど、なんか積極的に取り組めないんだよね…」という意見が多いようです。

誰でも、死を迎える準備をすると考えると、気が重くなってしまいますよね。

でも、早いか遅いかの違いはあっても、人は誰でも死を迎えます。これは抗えない事実です。

そうであるならば、いずれ訪れる死の時までの人生を輝かせたい!、それまでの一瞬一瞬を大切にしたい!、そしていざその時が訪れた時に残された家族や友人が困らないように準備しておきたい!、そういったポジティブな思いで取り組んではどうでしょうか?

結婚して子どもが生まれたら、それなりの保険に加入しますよね?でも、保険に加入するだけでいいんですか?もっとしておくことはありませんか?

「人生は死に向かって進む「病」である」という言葉を、小さい時に聞いた記憶があります。そう考えれば人生そのものが「終活」と言えます。

ならば、「終活」という言葉の意味を狭く閉じ込めるのではなく、もっと広く捉えて、そしてポジティブにアクティブに取り組んでみてはどうでしょうか?

・・・・・・・
さて、今日はここまでにします。続きは次回以降に。
ではまた!(^_^)

 
 

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(2014.3.30記)

富田 邦明

IT関係のコンサルタントをしております。
業務効率化・システム改善だけでなく、経営者視点のリスクマネジメントも同時に行い、人とテクノロジーのシナジー(相乗)効果を最大限にすること、そして、活き活きとした雰囲気で働ける環境作りを目指しています。

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Consulting Office SMART代表/富田邦明が人となりをお伝えするために運営しています。

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