Challenge Next Stage 〜目指せ!出版への道〜

京都にて、集団的自衛権を思う

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昨日は、天照大神を祀る伊勢神宮の地で、無事地球に帰還した若田光一さんのニュースに接して、夢と光と希望を感じたことについて書きました。

そして、歴史ある京都に移動した昨晩、安倍総理が集団的自衛権について、会見し説明したというニュースを見ました。

集団的自衛権について

今回は、集団的自衛権の行使について、時間のかかる憲法改正ではなく、憲法解釈を変えることで対応したい、ということですね。

憲法については、このブログでも憲法記念日に次の記事をアップしました。

憲法記念日に、平和憲法を省みる! | ITで第二の人生を切り拓く、シニア起業家ブログ
日本国憲法第9条は、憲法前文とともに三大原則の1つである平和主義を規定し、この条文だけで憲法の第2章(章名「戦争の放棄」)を構成しています。 …

この中に次の一文があります。

日本国憲法第9条は、憲法前文とともに三大原則の1つである平和主義を規定し、この条文だけで憲法の第2章(章名「戦争の放棄」)を構成しています。

このことが、現行憲法を平和憲法と呼ぶ所以(ゆえん)ですね。

あの悲惨な戦争の実体験はないものの、戦争は避けるべき、とする基本理念は大切にしなければいけない、と常々思っています。

京都の地で思うこと

ここ京都に身を置くと、新婚時代の3年半を過ごしたこともあり、とても落ち着きます。

市内中心部の大通りは、当時と異なり、多くのビルが新築され、様相がだいぶ変わっています。でも、一本通りを入ると昔の風情そのままのところが多く残っています。

こちらでは古くから歌い継がれている「京都の通り名数え歌」というものがあります。

東西に走る道を北から、「丸(まる)竹(たけ)夷(えびす)二(に)押(おし)御池(おいけ)・・・」と節を付けて歌うのです。

それぞれ、丸太町通・竹屋町通・夷川通・二条通・押小路通・御池通・・・を表しています。

ご存知の通り、京都市内は住所より、東西南北碁盤の目に走っている通り名を組み合わせて、場所を特定します。

例えば、「四条烏丸西入ル」と書けば、四条通りと烏丸通りの交差点を西に入ってすぐ、という意味になります。

東西の四条通り、五条通り、南北の河原町通り、烏丸通りといった大きな通りの他は、ほんとに細い道もあります。

そうした細い道では、昔ながらの町屋も点在し、日々の生活が営まれています。

都会では失われたご近所同士の繋がりも保たれています。夜間人口の減少は、時代の流れでやむを得ないですが、京都の夏を代表する祇園祭も、こうした日々のご近所付き合いの積み重ねがあってこそ、成り立っているといえます。

そこで、祇園祭で登場する大切な山鉾が、普段保存されているお家が襲われでもしたら、皆で寄ってたかって守り抜くことでしょう。

集団的自衛権云々以前の問題として、人として当然の行動だと思います。

それが地域として当然の在り方なのに、それを国のレベルに拡大すると、どうしてこうもややこしく複雑になるのでしょうか。不勉強を承知で敢えて書いてますが…

一昨日宇宙から帰還した若田さんは、半年の間どのように地球を見つめていたのでしょうか。紛争が絶えない地上の出来事に胸を痛めていたこともあるでしょう。

心から平和を大切に思う人達が、国を超えて、平和を維持するために、知恵を絞り行動して欲しい、と心底願う京都の朝なのでした。

・・・・・・・
さて、今日も感じたことを、思い浮かぶまま書き連ねてしまいました。ここまでにしますね。
ではまた!

 
 
・・・・・・・・・・・・
(2014.5.16記)

富田 邦明

IT関係のコンサルタントをしております。
業務効率化・システム改善だけでなく、経営者視点のリスクマネジメントも同時に行い、人とテクノロジーのシナジー(相乗)効果を最大限にすること、そして、活き活きとした雰囲気で働ける環境作りを目指しています。

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