さて、昨日の記事で、お金と同様に「時間」についても、その使い方が「消費・浪費・投資」のどれに当てはまるのか考えてみる必要がありそうだ、と書きました。
ただ、そのためには、お金に支出明細が必要なように、時間についても記録が必要になります。
でないと、どんなことにどれだけ時間を使っているのか、把握できないからです。
今日は、その時間記録の仕方について考えてみます。
ツールの活用
僕のブログの師匠である大橋悦夫氏 (「シゴタノ!仕事を楽しくする研究日誌」主宰) が、1998年からExcelベースで開発を進めてこられた「TaskChute2」というタスク管理ツールが有名です。
タスク管理ツール・TaskChute2(PayPal決済)
日の仕事を直列に並べて1つずつ片付けていく習慣を強力に後押しするツール です。 …
これは、1日の仕事を直列に並べて1つずつ片付けていく習慣を強力に後押しするツールです。
また、iPhoneでタスクシュート式のタスク管理を行うためのアプリである「Tasukuma」があります。メモや写真を添付して、ライフログアプリとしても利用できます。
たすくま(Taskuma)参考記事まとめ – NAVER まとめ
iPhoneが手元にあれば、すぐに記録可能なのでとても便利に使っています。
僕は、ものぐさなので「起床」「朝食」といったことは記録せず、どれだけ時間がかかったか計測したいルーチンタスクやスポット業務などの項目について、記録しています。
考え事をしながら、体を動かしていると、開始時間・終了時間の記録 (タップ) を忘れることもしばしばですが、その時は後からだいたいの時間を入力しています。
実行ログを見て時間の使い方をレビューする
「Tasukuma」には、一日が経過するとその日の実行ログを、EvernoteやMailに送る機能があります。
このログを見返すと、どのタスクにどの位の時間をかけたのか、一目瞭然なので便利です。
ツール本来の目的は、一日にやることを直列に並べて、それぞれの見積時間を予測し、寝る時間までに実行可能かどうか予測することです。
そして、いかに限られた時間の中で、多くのことをやろうとしているのかを目の前に突き付けることです。
残業時間を最少にして、寝るべき時間に寝られるようにするのは、どう時間配分するか、タスク管理するのが目的のアプリです。
その機能に、「消費・浪費・投資」という概念を取り入れて、自分がどの位時間を消費しているのか?浪費しているのか?投資に充てているか?というレビューをしてみてはどうでしょう?
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さて、今日はここまでにしますね。
ではまた!
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(2016.2.17記)