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地方創生・・・政府が “まち・ひと・しごと創生基本方針2016” を決定!日本の将来がかかっている!

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(画像出典元 : Wikipedia)
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さて、以前当ブログの記事 (2016.5.16) で、地方創生の新たな基本方針案が明らかになったことをご紹介しました。

そして、先日 (2016.6.2) の閣議で、その基本方針が「まち・ひと・しごと創生基本方針2016」として決定しました。(こちらの資料参照)

今日は、決定した内容を改めて確認してみたいと思います。

基本方針に盛り込まれた項目

まず、発表された資料の目次から、その構成を見てみましょう。

Ⅰ. 地方創生をめぐる現状認識
Ⅱ. 地方創生の基本方針 − 地方創生の本格展開 −
Ⅲ. 各分野の政策の推進
1. 地方にしごとをつくり、安心して働けるようにする
− ローカル・アベノミクスの実現 −
2. 地方への新しいひとのながれをつくる
3. 若い世代の結婚・出産・子育ての希望をかなえる
4. 時代に合った地域をつくり、安心な暮らしを守るとともに、地域と地域を連携する
Ⅳ. 地域特性に応じた戦略の推進
Ⅴ. 地方創生に向けた多様な支援 (地方創生版・三本の矢)

基本方針の概要

基本方針では、まず人口減少や東京一極集中が加速している現状を踏まえ、若者の地方還流を促す必要性を強調し、主だったものとして以下の施策をあげています。

  1. 都市部との賃金格差是正に向けたサービス業の生産性向上や創業支援策
  2. 学生に地方での就業体験を促す「地方創生インターンシップ」の創設
  3. 地方への人の流れをつくるため、企業や政府機関の地方移転や、地方に移住した元気な高齢者による地域共同体「生涯活躍のまち (日本版CCRC) 」構想の推進

また、中核市や中山間地域など地域特性に応じた政策を進める必要があると指摘し、地域の稼ぐ力の底上げや雇用創出に向け、インターネットで様々なモノをつなぐ「IoT」の戦略的活用を進める方針を示しました。

最後に

この基本方針は、2017年度予算の概算要求に反映させるとしています。

石破茂地方創生相は、記者会見で「今年度から地方創生を本格展開する」と強調し、情報面、人材面、財政面の「地方創生版3本の矢」で地方の取り組み支援を強化する考えを示しました。

この日の閣議では並行して、「日本再興戦略2016」「ニッポン一億総活躍プラン」ならびに「骨太の方針」 が決定しました。

わが国が直面する人口減少社会の構造的課題の克服に真正面から取り組み、持続的な成長を実現していくためのサプライサイド政策が網羅され、また、骨太の方針において政策の全体像が一覧的にわかりやすく示されていると評価する声があります。

先日、消費税増税時期の再延期も決定し、その安倍政権の政策の是非を問うとする参議院選挙も近付いています。

選挙に向けて、野党が一人区で統一候補を擁立するなど、なりふり構わぬ動きに出ています。民進党と共産党が手を組むなど誰が予想したでしょうか…

内閣不信任案を動議しながら、衆議院解散総選挙を実現し政権奪回を目指すほどの勢いもない野党 (烏合の衆) をどう評価したらいいのでしょうか?

とにかく人口減少期に入った日本の未来を、少しでも明るくするためにはどのように対応すべきか、賢い選択をしていきたいと思います。

・・・・・・・
さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
 
 
・・・・・・・・・・・・
(2016.6.5記)

富田 邦明

IT関係のコンサルタントをしております。
業務効率化・システム改善だけでなく、経営者視点のリスクマネジメントも同時に行い、人とテクノロジーのシナジー(相乗)効果を最大限にすること、そして、活き活きとした雰囲気で働ける環境作りを目指しています。

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