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さて、今年に入ってからの2ヶ月間、出版への道を志し、自分の中に醸成された思いを書き綴ってきました。 (こちらのページ参照)
そして現在は、想定した読者候補の方が「読んでみたい」と思ってくれるような書籍にするためのコンセプト作りを行っています。
そんな中で、これまでアップしてきた「いろんな力」シリーズに書き漏らしていた「力」が2つありましたので、今日はその1つである「傾聴力」について追記しておきます。
「いろんな力」シリーズとは?
これまで、いろんな「〜〜力」をテーマに記事を書いてきました。
「失敗力」・・・手段を目的化しないためには、「失敗力」を養うのも一法
「嫉妬克服力」・・・「嫉妬克服力」を付ければ、他人を羨む気持ちを、前向きのエネルギーに変えられる!
「イライラ克服力」・・・「イライラ克服力」を付ければ、負の感情を前向きの感情に変えられる!
「落ち込み克服力」・・・「落ち込み克服力」を付ければ、過度の自己否定を抑えられる!
「時間感覚力」・・・「時間感覚力」を付ければ、自ずと遊びの時間を増やさずに済む!
「刷り込み力」・・・「刷り込み力」を付ければ、一生すり減らない無形資産が体内に形成される
「覚悟力」・・・羽生結弦選手に学ぶ「覚悟力」
「持久力」・・・カーリング日本代表に学ぶ「持久力」
そして、「〜〜力」を合わせた「総合力」で「人間力」を高めるのが重要と書きました。・・・いろんな力を合わせた「総合力」が「人間力」となる
「傾聴力」とは?
「傾聴力」は、「コミュニケーション力」の一つといえます。
傾聴は、英語にするとアクティブ・リスニングと言われています。
「きく」という行為は3つのパターンに分けられ、漢字で書くと違いがよく分かります。 3つの漢字とは、「聞く」と「訊く」と「聴く」の3つです。
最初の「聞く」は、どちらかというと聞こえている、というニュアンスが近いでしょうか。英語では「hear」に該当します。聞き流す、という言葉がありますが、それは耳には入っているが、記憶には残らない感じです。
二番目の「訊く」は、持っている疑問を明確にするための行為で、相手の話をどんどん深掘りして、答えに迫るために質問することを指しています。訊問する、という言葉を連想します。
そして、三番目の「聴く」です。辞書に「心を落ち着け、注意して耳に入れる」とある通り、意識して耳を傾けることを指し、これが「傾聴」に該当します。英語で言うと「listen」です。
「傾聴力」を付けることが、コミュニケーションには重要
傾聴力は、心理カウンセラーやプロコーチといった、特殊な職業の為のスキルとして必要なだけでなく、私達のような一般人にも重要な力です。
自分自身を振り返ると、どうも歳を重ねるにつれて気が短くなり、じっくり人の話を聞くのが苦手になってきました。
まだ人が話しているのに、「それはつまりこういうことだよね?」と、つい口を挟みたくなります。それでは、相手は口をつぐんでしまいますよね。
なので、できるだけ注意して、相手の目を見て、時に深く頷き、適宜相槌を打って、相手が話し終わるまでじっくり聞く、という姿勢を保とうと努めています。
傾聴する主な目的は、次の通りです。
1. 話し手をよりよく理解すること
2. 話し手とより良い関係を築くこと
3. 話し手に気持ちを楽にしてもらう、ストレスを解消してもらうこと
つまり、これはコミュニケーション力を高め、より良い人間関係の構築と維持に欠かせない力なのです。
さて、長くなってきましたので、今日はここまでにしましょう。続きは次回に。
では、また!
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(2018.3.5記)